ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・青春・学園

みんな蛍を殺したかった

木爾チレン (二見書房)

装画は紺野真弓さん。
非の打ちどころのない美少女・蛍はどうして死んだのか。真相に関わる少女たちの心に巣食う闇は、次第に彼女たち自身を追い詰めて──。
美しく幻想的ながらほのかな不気味さもある「蛍が舞う暗闇の中、携帯を片手に立つ主人公」の姿を描いていただくことに。蛍光グリーンを効果的に使い、蛍の光跡をより印象的に見せています。
タイトルのレイアウトも、まるで蛍が瞬いているかのような印象のものが採用に。
別丁扉や本文付き物のレイアウトも担当。ここでも、蛍の光跡のイメージをリフレイン。
美しさの中に不気味さと哀しさが両立した一冊となりました。