ジャンル|文芸・写真/コラージュ・エンタメ

インタビューズ

堂場瞬一 (河出書房新社)

著者を想起させる男が、平成の30年間毎年大晦日に渋谷のスクランブル交差点に立って100人にインタビューした内容をまとめた、という体裁の一冊。100人のインタビューから「平成」という時代が浮かび上がってきます。
「平成はマネキン化した30年だったのではないか」という堂場さんのお話から、ほとんど同じ顔をしたマネキンが少しずつ違うポーズで「増殖」していくイメージをカバービジュアルに。数字を振ることで「個性」のようなものを付与し、表4には登場人物の名前を並べてさらに個性を補強。象徴的な場所である渋谷スクランブル交差点も、帯の表4に登場させました。
本文フォーマットや目次といった付き物のレイアウトも担当しています。