装画ははしゃさん。
たくさんの不思議なガジェットが登場する本作。はしゃさんには「ガジェットでガジェットを作ってください」とご依頼しました。打ち合わせの段階で何点もラフをご用意くださっていた中から、絵の中心にトイレがあるという異色の構図に全員が撃ち抜かれたこちらの案が採用に。
どのガジェットがどの作品に登場するのかがわかる親切設計なデザインとしました。少しのおかしさと不思議さのスパイスにもなっています。さらに、この引き出し線はなんと表紙や目次、扉にも反映。一見意味ありげな目次は、章扉の位置を示す小口の「黒い点」を見せるためのフェイクという仕掛けも。
絵の魅力を最大限引き出すために蛍光ピンクを使い、ポップな中にどこか上品さのある佇まいに仕上がりました。
ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー