装画は緒賀岳志さん。

恩師の謎の死の背後には、米軍も絡む巨大な陰謀が隠されていた。日本、フランス、カンボジア……世界を股にかけ、時を超えて繰り広げられる、トレジャーハント・ミステリー。

文庫化に伴い、よりアドベンチャー感のある装幀を目指すことに。過去と現代の出来事が絡み合う作品の構成を装画にも反映する構図を検討。秘宝「カーラの瞳」をセンターに置いて紙面を分割し、過去と現代それぞれの様子を描くことに。両側から伸びる手が「トレジャーハント」感を強く意識させます。
枠をつけ、映画のポスターのようなデザインに。帯にもカバーデザインのイメージを反映しました。赤×黄色で店頭効果が非常に強い仕上がりになったかと思います。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。