ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ・歴史

クレディブル・ダガー 信義の短剣

グレゴリー・M・アクーニャ 著/黒木章人 訳 (扶桑社)

連合軍の信頼に足る同盟者は、どちらだ?
アメリカ戦略情報局の工作員・ジョゼフは、ユーゴスラヴィアへの潜入を命じられる。連合国はナチスドイツとの戦いにおいて、〈チェトニック〉と〈パルチザン〉のいずれと手を組むべきか、見極めようとしていた。息の詰まる諜報活動とゲリラ戦の末、下された結論は──。

往年の冒険小説を想起させる力強さがあり、ナチスに立ち向かうスパイとレジスタンスという要素がうかがえるような装幀にしたい、というオーダー。東欧の地図を背景に、作中登場する魅力的な要素の数々をコラージュした装幀となりました。