ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

川瀬七緒 (講談社)

装画は丹地陽子さん。

隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。真犯人も、知りたくなかった過去も。
こんな解決見たことない! 迷宮入り事件を次々に看破する仕立屋探偵が挑む、6つの事件。

裁縫箱をひっくり返したかのような賑やかな装画。華やかさとミステリアスさが同居しています。表4のバーコードの窓にステッチが施されているなど、細部まで見応えたっぷり。
特に布の質感の見事さに感銘を受け、手触りでどうにかそのテクスチャを表現できるような資材を検討。TS-1をセレクトしました。
帯表4の登場人物紹介イラストも、丹地さんによる描き下ろし。
表紙や別丁扉にも装画の要素を使わせていただき、物語への入り口を彩っています。
本文付き物のレイアウトも担当。針と糸や布のテクスチャを使って「クローゼット・ファイル」というタイトルにふさわしいデザインを目指しました。