ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・恋愛

スカイツリーの花嫁花婿

青柳碧人 (光文社)

装画は坂内拓さん。
東京スカイツリーは、すべての物語を見下ろしている──。
恋の終わりと始まり、結婚式にお葬式。スカイツリーのふもとで繰り広げられる、悲喜交交の人間模様。
ずばりスカイツリーを描いていただくことを前提に、装画をご依頼。恋する男女が主人公ということで、人の気配も入れていただきました。人物が入ることによって、ぐっと物語性が増します。
本作はなんと、前代未聞の「花嫁花婿当て」な作品。よって、ミステリではなく恋愛小説然とした仕立てに。
表紙や別丁扉でも、ロマンチックなデザインを意識。よく見ると、カバーでは空に流れ星が流れているのです。素敵なことが起こる予感がしますよね。