スパイの妻 行成薫 (講談社) 戦争に翻弄される男女の愛憎を描く歴史サスペンス。 装幀には、そのものずばり「スパイの妻」を連想させる女性の姿を。作中のとあるシーンを再現していただいたのですが、あえて過剰に暗く戦争を意識したものとはせず、困難な時代も強く強かに生き抜く女性像を描いていただきました。