装画は丹地陽子さん。

どちらにしても、あってはならないものが発見されたということね
ルーヴルの収蔵庫に突如現れたダ・ヴィンチの《大洪水》によく似た素描は、真作なのか？
調査を任された天才修復士・スギモトは、相棒・晴香とともに謎に挑む──。

レオナルド・ダ・ヴィンチ感を全開にした装幀にしたい、というオーダー。ヴィンチ村の風景やルーヴル美術館を背景に、ダ・ヴィンチ作品は矩形として宙を舞わせる構成を提案。「モナリザ」と「洗礼者ヨハネ」については、実際の作品の写真をコラージュする形に。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当しています。本扉は、装画を活かしたデザインに。