装画はよしともさん。
女子高生・柚子子のバイト先はチェス喫茶。店長代理でクラスメートの世野は、柚子子が持ち込む不可解な日常の謎を鮮やかに解き明かしていく。
「チェス」と「喫茶店」という要素をいかに両立させるかが課題に。よしともさんには、床がチェス盤になった喫茶店をとても魅力的に描いていただきました。実は本編にまつわるモチーフが散りばめられているので、読了後に隅々まで見るとより楽しくなる装画です。
タイトルや帯、目次のあしらいも「チェス」を強く意識しています。それによって、本一冊を通じて統一感も出ました。