ジャンル|文芸・イラスト・児童書

チャリを盗んで、夜明け

黒川裕子 (講談社)

装画は22さん。

きみの中にだってあるんじゃないか──音を打ち鳴らすハンマーが
「ノーマル」であることをあきらめ、万引きや窃盗を繰り返しながら生きる少年・巧海。彼の灰色の日々は、変わり者のピアニストとの出会いで一変する──。

装画は、いくつかアイディアをいただいた中から、コマ割りをして作中のさまざまな要素を見せる案を採用。少年の複雑な心を繊細に描き出していただきました。
タイトルは絵に重ねることはせず、またあえて文字を大きくすることも避け、スタイリッシュでエッジの効いた仕上げに。
本文フォーマットの作成や目次・扉などの付き物デザインも担当。別丁扉の絵も、22さんの描き下ろしです。