装画は太田侑子さん。
どんなときも愚直なまでに誠実に任務を遂行しようとする──それが警察官のあるべき姿よ。
自由に捜査・活動ができる新設部署「事件課」に異動となった三人の女性警部補。配属早々、警察官の首吊り自殺と誤認逮捕という二つの事件の真相究明を命じられるが……。
骨太かつ重厚感のある「警察小説」という枠組みにある作品だが、女性が活躍する物語なので、装幀には軽やかさ・柔らかさも欲しい、というオーダー。3人の女性警察官を全面に出す装幀とすることに。事件のキーパーソンとなるカラーガードの姿も登場させることで、さらに華やかさをプラス。
デザインは、白抜きのゴシックのものが採用に。警察小説らしく、でも無骨にはなりすぎない塩梅を意識しました。
帯も、端正で堅実なデザインに。
登場人物紹介など、本文付き物のデザインも担当しています。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・警察