どこか歪んだ奇妙な学園の裏山で、女子高生が死んだ。教師による暴虐への抗議の自殺か、それとも……。呪いの噂のある地で、惨劇の幕が開く。
グロテスクに歪んだ進学校が事件の舞台ということで、「ビザール=怪奇な、奇妙な」という意味を意識し、校舎の写真に禍々しく怪しいピンクを被せた案が採用に。屋上で俯く女子高生の姿はなにを示唆しているのか……。
帯には、メインコピーを意識した、端が滲んで溶けていくようなどこか歪な印象のある明朝を採用。地の色を黒とし、不気味さを補強しています。
本文付き物のデザインも担当。ここでも黒を主体とし、不穏な印象を崩さないように。
ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ・青春・学園