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フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉

神林長平 (講談社)

装画は寺田克也さん。
寺田さんには文章ベースでこちらのイメージをお伝えし、燭台やメインの登場人物たち、家電など、作中の重要なモチーフで画面を埋め尽くすように自由に描いていただくことで、作品の世界観を表現していただきました。
本自体がひとつの世界であり、燭台そのものを体現するオブジェにしたいという考えから、小口には燭台とジャカロップの絵が現れる仕掛けを施しました。なんとこの絵も寺田さんの描き下ろし。小口の仕掛けは紙の本でしかできないことですので、ぜひとも手にとってご確認いただきたいとおもいます。