装画は日田慶治さん。
キャラクター推しのカバーにしたいというオーダー。囚人だが探偵という特異な設定を手首を拘束する赤い糸で表現し、目を惹く装画に。上下に重なりつつも微かにズレのある構図は、二人の関係性を暗示。張りつめた赤い糸と二人の視線で、画面に緊張感が出ています。
キャラクターのインパクトを活かし、色調はあえてあっさりめで、しかし華やかな印象になるように仕上げていただきました。これまでの小島さんの作品にはなかったテイストを導入したカバーとなりました。