ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー

ロボットには尻尾がない 〈ギャロウェイ・ギャラガー〉シリーズ短篇集

ヘンリー・カットナー 著/山田順子 訳 (竹書房)

装画はまめふくさん。

酔えば天才、しらふじゃ凡才の泥酔科学者・ギャラガーと、相棒のナルシストロボット・ジョー。今日も持ち込まれる無理難題を、酔ってる間に解決しようとするが?!

酔っ払い科学者とうぬぼれたロボットという迷コンビを、魅力的かつユーモラスに魅せる装幀を目指すことに。まめふくさんから二人のキャラクタと関係性を的確に表現した構図案をご提案いただきました。猫の「尻尾」もポイントのひとつ。
ソファと背景が同系色なのも、まめふくさんからのご提案。キャラが際立つ素晴らしいセンスです。タイトルの文字には蛍光色を採用して、背景とのコントラストを効かせることに。酔っ払いの上気したような雰囲気のカラーリングを意識しています。
デザインは無茶苦茶な中身を反映した、賑やかポップな案が採用に。また、表4のあらすじはわざと歪めて、ぐでんぐでんに酔っぱらったような文字列に。スミと白抜きを使うことで、可読性は担保しています。
本文デザインも担当しました。