装画はジョン・テニエル。
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をテーマに、7人の作家が書いたミステリを集めたアンソロジー。「アリス」の挿し絵を手がけたジョン・テニエルの作品を装画に使うことで、誰が見ても「アリス」にまつわる作品だと一目でわかるような装幀にしたいというオーダー。黒地の背景に、モノクロイラストにポップな彩色を施した絵を載せることで、非常に目を惹く装幀となりました。ミステリらしさと「アリス」らしさ、どちらも担保できているのではないかとおもいます。