装画は早川洋貴さん。
岡本綺堂生誕百周年記念復刊。
怪談の名手だった綺堂の翻訳で読む世界の名作怪談短篇集。大氷原の中捕鯨船・北極星号を襲った不幸を描く「北極星号の船長」など、九篇を収録。
海外の古い名作怪談を収めた短編集ということで、クラシックな装幀を目指すことに。「北極星号」から連想し、船が登場する早川洋貴さんの作品をお借りしました。
デザインは「怪談集」シリーズのフォーマットを踏襲。枠とタイトルの色は、同時刊行の2冊でテレコ的に入れ替えています。作品の性質を鑑み、彩度は比較的低めに設定しました。
目次や扉など、本文付き物のレイアウトも担当。