ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

二人の推理は夢見がち

青柳碧人 (光文社)

装画は宮崎ひかりさん。
「大人も手に取りやすい、叙情性のあるミステリー小説」が装幀のテーマ。
宮崎さんからたくさんの構図をご提案いただいた中から、女性の目線がこちらにきている案をベースにすることに決め、調整をご依頼。作中に登場するアイテムを降り注がせることで読者の興味を惹きつつ、遠近感を出したことで結果的にキャラクターへの視線誘導に。
人物をある程度引きの構図で扱って余白を見せたうえ、タイトルはあえてやや抑え目でおとなしい組み方とすることで落ち着いた印象を出し、読者の間口を広げることを目指しました。