装画はアンリ・ルソー「異国風景」。
わたしたちはどこから来て、どこへ行くのか。
現在・過去・未来、作家の魂は自在にさまざまな時と場所を移動する。一人ひとりの魂に寄り添う圧巻の世界文学、ここに誕生。
宮内先生からのご希望で、装画にはルソーの「異国風景」を採用。
絵の中の「果実」の色とタイトルの「果実」の色、さらに帯のネームや表紙、別丁扉の色を揃え、本の世界観を確立。すべてが美しく調和し、響き合うデザインを目指しました。
津原泰水さんと斉藤壮馬さんのご推薦コメントを掲載したPOPのデザインも担当。絵の一部を切り取って飾りに。