装画は爽々さん。
ジャンルとしては青春SF。読者の間口を広くするためにどうしたらいいかを考え、カバープランの段階で、それぞれの要素をどの程度ずつ出すのがいいのかを検討。結果、SFらしい退廃的な風景の中に少年少女の二人を登場させることで、エッセンスとして青春・恋愛の要素をプラスしました。重要なモチーフであるドームの透明感と存在感の強さを両立させられるところを探り、形や光の雰囲気など調整を重ねていただきました。
装画の雰囲気を帯にも適用すべく、4色帯でイラストを全面に見せ、加工もカバーと揃えることで目立たせるデザインに。