ジャンル|写真/コラージュ・ノンフィクション

勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突

大木毅 (祥伝社)

第二次世界大戦終結からおよそ80年。歴史研究の成果を取り入れ、主としてヨーロッパ戦線の戦闘を題材に、旧来のイメージにとらわれがちだった日本での戦略等の「伝説」「神話」への認識を刷新せんと試みた一冊。

装幀には、ヨーロッパの古地図などを使用したい、というオーダー。ご相談の末、大木先生所有の戦況図をお借りして使用することに。
タイトルを堂々と大きく打ち出して迫力・重厚感を出しつつ、赤を印象的に使って鮮烈なイメージの残る装幀を目指しました。
本文フォーマットの作成も担当。端正かつ硬質な印象のデザインに。装幀・本文ともに太めの明朝体を大胆に使用しています。