「RANPOの乱」と銘打って、乱歩賞作家の下村さんと呉さんのミステリー2冊を同時に文庫化。それぞれ「”裏切り”の黒いミステリー(叛徒)」「”贖罪”の白いミステリー(ロスト)」として、潔く真っ黒&真白の本にすべくWカバーをかけることに。Wカバーは「黒い本」「白い本」として見せることに注力して要素を極力排し、表1には「RANPOの乱」のロゴとキャッチだけを掲載。タイトルも著者名も表1でわからない本は異例だとおもいます。ロゴは、スタイリッシュさとミステリーらしさを意識しました。
カバーは、単行本より警察小説っぽい雰囲気に。舞台となる新宿のネオンの雰囲気と、作中で印象的な雨のイメージを重ねました。
ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ・警察