ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

可制御の殺人

松城明 (双葉社)

装画はRe°さん。

自殺と判断された女子大学院生の死には、謎の人物・鬼界が関わっていた。鬼界は人間を一つのシステムと考え、機械と同じように適切な入力(情報)を与えることで、その出力(行動)を自由にコントロールする、という研究を行っており……。

文庫化にあたり、より作品の内容が分かるような装幀にしたい、というオーダーをうけて構図を検討。
装画に描かれたのは、無数のモニターを背にした鬼界が、登場人物に見立てたドミノを並べ替えようとしている様子。作中で描かれる鬼界システムを可視化した装画となりました。
ドミノから滴る血を連想させる赤がタイトルの「殺人」と呼応して、不気味さを醸し出しています。タイトルや帯にも赤を使うことで、さらに不穏さを補強しました。