嗤うエース 本城雅人 (講談社) 野球が主題のひとつとなる話ですが、あえてそのイメージは出さずにいきたいというお話をうけ、哀しい宿命を背負った主人公の天才投手自身に焦点を当てることに。「一人のスーパースターの暗い生い立ちと一代記」をイメージし、孤独で影のある印象の写真をセレクト。「嗤う」という強い字面をいかすべく、タイトルはゴシックで大きく配置しました。色数を抑えることで、インパクトがありながらも寂しい印象の本に仕上がっています。