装画はfracocoさん。
幽霊が出てもなにも不思議じゃない
俺たちは、そういう街にいるんだよ
明治期、入ったら生きて出てこられない「修羅坑」と呼ばれた三池炭鉱。その近くに繰り返し現れる、黒い人間の正体とは──? 戦慄の実話怪談。
作中の子どもが描いたような「煤で汚れた黒い人が口を開けている絵」を描いて欲しい、というオーダー。どこか歪んだ日常の風景と、その中に存在する圧倒的な異物の対比が、強烈な存在感を放つ装画を仕上げていただきました。装画に負けないような、強くて堂々としたデザインに。
本文付き物のデザインも担当。内容を鑑みて、「黒」を効果的に使ったデザインとしました。
ジャンル|イラスト・ホラー