ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー

大聖神

横田順彌 著/日下三蔵 編 (竹書房)

装画は榊原一樹さん。
明治期に自転車で世界一周無銭旅行を決行した快男児・中村春吉。今回彼が向かう先は、怪電波の謎が飛び交う東蒙古奥地!
前作『幻綺行』に続き、「新刊なのに古本に見える」ことを徹底的に意識。
今回はなんと、「グラシン紙をかけたように見えるデザイン」を考案。透け方や破れ方にまでこだわって、グラシン紙のかかった古本をリアルに再現しています。
ベースとなるレイアウト自体も、戦前戦後の冒険小説・探検小説を意識したものに。飾り罫をふんだんに用いたフレーム使い、上部に作ったタイトルスペースなどがポイントです。
実はこのデザインの実現のために、実際に古書店にお邪魔して取材をいたしました。