装画は朱華さん。
見えているものはすべて、夢、幻、嘘かもしれない──。
蜃気楼の街、砂漠の迷宮都市、架空の王国……。国や時空を超えて繰り広げられる妖しく美しい幻想譚を集めた、傑作幻想小説集。
主に幻想小説の読者に向けて、エキゾチックなイラスト装幀にしたい、というオーダー。
中国や中央アジアが舞台の作品が多いため、そのエッセンスを取り入れた絵を描かれている朱華さんに作品をお借りしたいと打診したところ、なんと本書のために装飾や背景などを加筆してくださいました。
タイトルは豪奢なフレームの中に収める形とし、大きくあしらわないながらも、絵に負けない存在感を出せるように。
目次や扉といった本文デザインも担当しました。
ジャンル|文芸・イラスト