女たちの審判 紺野仲右ヱ門 (日本経済新聞出版社) 具体的に怖い描写はないのに、リアルな描写がゆえに感じられる恐ろしさを装幀にも反映させたいというオーダー。獄中小説の静かさとミステリらしさの共存も目指しました。 複数ラフを作りましたが、「死刑囚の男から見た塀の外」をイメージしたこちらの案が採用に。虚ろで無機質ともおもえる女性の顔が全体を引き締めています。 本文フォーマットの作成、目次や章扉のレイアウトも担当いたしました。