装画は丹地陽子さん。
名古屋で起きていた連続女児誘拐事件が、ついに殺人事件に発展。遺体の第一発見者で、容疑者になってしまったろくでなしのバーテンダーは、美しくも恐ろしい姉に助けを求めるが……。
美しいが超短気なNO.1ホステスの姉と、頼りないバーテンダーの弟が事件の解決に奔走するミステリ。装幀では、二人の関係性を見せることに。事件の舞台となる名古屋を想起させる金のシャチホコをはじめ、作中に登場するモチーフをちりばめることで、ほのかな不穏さを漂わせていただきました。
映像化が決まっている本作、帯は映画のビジュアルを使用したデザインに。10月13日劇場公開の予定です。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。勢いと疾走感の感じられるレイアウトに。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス