カバーのろくろ首も天野さんの作です。怪しい鳥居の前で撮影。
標本箱のような装幀にしたいというオーダーをいただき、この形に。おどろおどろしさとユーモアの比率に気を配りました。長い首が木枠からはみ出してしまっています。巻タイトルを木枠に焼き込んだような処理がポイント。表4には貴重なろくろ首のバックショットが。
目次や本文のレイアウトも担当いたしました。本文の図鑑部分は、妖怪を系統別に並べてあるので、ページのサイドに妖怪の系統を示すインデックスが。これにより図鑑らしさがアップしています。毎ページレイアウトが違うところにも要注目です。
見返しには、妖怪によく効くアイテムを掲載。どんな妖怪に効くのかも一目瞭然。
遊び心にあふれた一冊です。
同シリーズには『妖怪探検図鑑 身近な山や水辺の妖怪』が。
箱のデザインも担当いたしました。
ジャンル|児童書・写真/コラージュ・造形物