装画はマックス・エルンスト「百頭女」より選び抜いた一点。
ご覧のとおり金ぴかです！いかにきれいに金の光沢感を出すかにこだわり、試行錯誤した集大成です。
ストライプは、片側のみ疑似エンボス加工を。ストライプ感を出すために、何度もスミの濃度やエンボスの線数を調整しました。この金色は銀地にイエローを刷って作っています。折り紙の金と同じ手法です。和文タイトルはオペークの白にて。
ストライプは、片側のみ疑似エンボス加工を。ストライプ感を出すために、何度もスミの濃度やエンボスの線数を調整しました。この金色は銀地にイエローを刷って作っています。折り紙の金と同じ手法です。和文タイトルはオペークの白にて。
表紙や本文などのつきもの関係も、ストライプでまとめています。表紙は、黒×金で、ゴージャスながらも洗練された落ち着いた雰囲気を演出。
本文用紙には、「希土類少女」でも使用したブランブルーを採用。すばらしい白色度です。本文フォーマットの作成も担当しました。内容がたいへんに実験的なので、本文組はあえてスタンダードな文芸書を意識しました。