ジャンル|イラスト・ホラー

宵坂つくもの怪談帖

川奈まり子 (二見書房)

装画は鈴木次郎さん。
自殺未遂をきっかけに記憶を失い幽霊が見えるようになった晴翔は、半ば強引に怪談作家・白と同居する羽目に。その家には、家神のお稲荷さま(?)や座敷童もどきの幽霊も暮らしていて……?

ジャンル的にはホラー作品ですが、キャラ同士の軽快でコミカルなやりとりも大変魅力的ということで、装幀ではその部分を押し出していくことに。主人公たちと同居する家神や幽霊たちの団欒の様子を描いていただきました。
装画の楽しげな印象に合わせ、タイトルの書体や色選びも、恐ろしさよりポップさを優先しました。
二見ホラー×ミステリ文庫は、表紙にもカバーと同じ絵を使わせていただいています。