「幸せになっても良いのでしょうか」
重大事件の加害者家族に寄り添い続ける著者が描く加害者家族の現実とその後の人生、そして現代日本の抱える「家族」のいびつな形とは。
装幀には、洗濯物の干された窓辺という「家族」「家庭」を象徴するようなビジュアルを使うことに。暗めのトーンの中に一条の光が差し込んでいるのが、うっすらと救いを感じさせます。
デザイン的には、テーマがテーマだけにある程度の重厚感を担保できることを意識。端正なレイアウトに。
扉や目次などの本文付き物のデザイン及び本文フォーマットの作成も担当。読みやすさと重厚感の両立を目指しました。