小説とは何か? 芥川龍之介を読む ひつじ研究叢書〈文学編〉10 小谷瑛輔 (ひつじ書房) 研究書として理知的な佇まいは崩さず、しかし一癖ある装幀に。バラバラに分割され一見では何者かわからない芥川の写真が、「小説とは何か」というある種根源的な問いを突きつけてくるかのようです。