廃屋の幽霊 福澤徹三 (双葉社) 実話怪談寄りの装幀にしたい、というオーダー。「市松人形」「廃屋」「トンネル」というキーワードをいただき、写真をチョイス。いくつかお出ししたラフの中から「トンネル」案が選ばれました。目を凝らしてトンネルの中を覗き込むと…? 静かな恐怖が忍び寄ってくるような、夏にふさわしい1冊となることを目指しました。