ジャンル|文芸・ミステリー・サスペンス・タイポグラフィ

復讐 三島由紀夫×ミステリ

三島由紀夫 (河出書房新社)

人間の闇の奥に潜む、闇。三島由紀夫の数ある短編の中から選び抜かれた、最もミステリアスな傑作12篇。

カバーデザインは同時刊行の『生きてしまった 太宰治×ミステリ』とある程度シリーズ感が出るものにしたい、というオーダー。タイトルの文字をデザイン要素として大胆にあしらいつつ、幅広帯をかけてもタイトル・著者名がしっかりと目に飛び込んでくるレイアウトが採用に。
カバーはビジュアルを拝したタイポグラフィでの構成とする一方、帯は幅広で4色、手書きとすることに。表1については、手書きPOPをイメージした帯を描いていただけるようご依頼しました。繰り返される「闇」という言葉が心の隙間に忍び込んでくるようです。
本扉と目次のデザインも担当。タイトルと著者名以外の情報は拝し、シンプルに文字が飛び込んでくるレイアウトに。