ジャンル|イラスト・ホラー

怪談ルポ 死の名所を歩く

花房観音 (花房観音)

装画は佐藤Tさん。

一度倒れて死にかけてから、常に「死」を考えるようになった作家・花房観音。多くの人が死を選ぶ場所を旅した記録と自身が体験した実話怪談から成る、ルポルタージュ怪談。

物語のように味わってもらいたい内容なので、装幀には物語性を感じさせる絵を使いたい、というオーダー。「死」「闇」「境界線」「立ち入り禁止」などをキーワードに設定してビジュアルを検討し、佐藤Tさんの作品をお借りしました。
黒縁をつけたデザインとし、タイトルや装画の不穏さをさらに強調。
袖や表4には、花房さんが実際に「死の名所」を歩いて撮影されたお写真を使わせていただきました。主に「色」が印象的な場所の写真をセレクト。
本文フォーマットの作成も担当しています。上部に余白を設けたデザインとし、読みやすさを意識。
目次などの付き物ページもデザインいたしました。