ジャンル|文芸・イラスト・ミステリー・サスペンス

悪意のきれっぱし 増補版

生島治郎・著/日下三蔵・編 (筑摩書房)

装画は山本直輝さん。

押し入れに潜む悪意、透視能力を持つ女の悲哀、誘拐された犬の驚くべき正体……。ハードボイルドの第一人者が残した奇妙な味の作品を集めた、異色ミステリ短編集。

作品を読んだ印象から、おしゃれだがどこかドライで生々しさが薄く、非現実感のあるビジュアルの採用をご提案。狂気と鋭さを孕んだ、山本直輝さんの作品をお借りしました。
タイトル書体には中華系のフォントセットをセレクト。日本語のニュアンスが不安定に見えるところがポイントです。