悪貨 島田雅彦 (講談社) 親本に続いて装幀を担当いたしました。 単行本の迫力をいかに文庫に落とし込むか、が課題でした。レイアウトを工夫し、タイトルを帯に乗せる案、単行本縮小案などいろいろなパターンを出しましたが、こちらが採用となりました。 単行本には付録として「零円札」が挟み込まれていましたが、文庫では実現難しく、帯に登場させました。