装画は丹地陽子さん。
劇場とは、人の想いが集まるところ。
駆け出し女優の碧唯は、初舞台で曰く付きの劇場に立つことに。ステージで起きるトラブルを解決するために呼ばれた元・天才演出家は、役者たちで「浄演」なる即興劇を行って怪異を鎮めると言い出し……。
構図は丹地さんにお任せ。劇場を想起させる緞帳やライトと、浄演に使われる銀の指輪といった要素がうまく組み合わされ、絶妙に想像力を掻き立てられます。
シリーズ化も意識して、フォーマット性の強いデザイン案が採用に。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。各章ごとに「幕が上がる」イメージを意識したデザインです。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス