装画は船隠雄貴さん。
どうせ死ぬなら、殺してみませんか?
自殺を望んだ男が見つけたのは、交換殺人を持ちかける少女の手紙。「首吊り桜」をきっかけに交わった二人の運命の行く末は──。
装画では「女子高生が手紙を隠した桜の木のうろを覗いている」様子を描くことにし、どう見せるのがいいかを船隠さんとご相談。視点を変えた構図案(主人公視点、読者からの視点、など)をたくさんご提案いただいた中から、こちらの構図が採用となりました。
格子の影が絶妙な余韻を生んでいます。
繊細な絵の魅力を生かせるよう、タイトルには細めの明朝を採用。
インパクト大の帯ネームには桜を思わせるピンクをあて、ぱっと目に飛び込んでくるように。
本文フォーマットの作成や付き物のデザインも担当。装画の要素を本文中でもふんだんに使わせていただきました。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス