ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ

改訂完全版 網走発遙かなり

島田荘司 (講談社)

高級住宅街の丘の上を観察する老人、都心で宝探しをするピエロ、江戸川乱歩の写真を持つ謎の女。東京で起きた一見無関係の出来事たちは、40年前の奇妙な殺人事件の真相に繋がっていた……。
幻の名作、待望の復刊!

それぞれの短編がラストの1編に収束していく作りを踏まえながら、モチーフを検討。表題作となっている網走の風景なども候補に挙がりましたが、どこまでも下っていくような螺旋階段のビジュアルが採用となりました。
デザインは王道感のあるスタンダードなものに。
本書に収録されている「乱歩の幻影」が原作の映画が公開予定ということもあり、映画ビジュアルを使ったフル帯に。