新装版 殺戮にいたる病 我孫子武丸 (講談社) 不穏さはありつつも美しく、さらに名作感も出るような装幀にしたいというオーダー。連続殺人犯の女性への執着から「象徴としての女性」をメインモチーフにすることを決定。生々しくなりすぎないよう、女神像など彫像・石像をビジュアルとして使うことに。 タイトルには赤を使い、滲んだ血のイメージを絡めることで、静かで美しい画面の中に違和感と不穏さをプラスしました。