装画は大庭賢哉さん。
父親の海外勤務によって、曽祖母・五月さんのアパートで一人暮らしを始めた中学生の花南子。ひょんなことから同級生男子・根尾とともにご近所の事件に巻き込まれた花南子は、同じアパートに住む“名探偵”と知りあい……。
優しく繊細なイラストの魅力を最大限活かせるデザインを検討。桜のアーチにあわせてタイトルを配置。タイトルや著者名には細い明朝を採用して、柔らかさの中に怜悧な印象も含ませました。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。魅力的な装画のモチーフを切り出して、本文の各所にちりばめています。隅々までチェックしていただきたい一冊です。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス