装画はmuttiyさん。
京への道中、憑きもの落としの浮雲と土方歳三は、怪我をした遼太郎と名乗る青年と出会う。箱根の廃寺で雨宿りをするが、先にいた4人のうち1人が深夜に不可解な死を遂げ……。異色の幕末チャンバラ劇。
僧侶を主役に、あえて1巻と同じ構図ながら、ダイナミックかつ力強い印象の装画をご提案いただきました。
「型に嵌めない」ことを意識し、タイトルの置き方は装画に合わせて検討。文庫ながら非常に迫力ある一冊となりました。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当しています。