装画はwatabokuさん。

密室×アリバイ×暗号×？
いくつものトリックと罠を埋め込んだ1960年代の華麗な〈新本格推理〉。この面白さは決して古びない！

大作家の名作を復刊する新レーベル〈トクマの特選！〉創刊ラインナップの1冊。大ファンである有栖川有栖さんがセレクトした、笹沢左保のベストミステリ。
特に作家のことを知らない若い世代がジャケ買いしたくなるようなデザインを検討。シャープな印象のフォーマットにしたい、というオーダーを受け、イラストと文字情報を分離させた紙面構成を検討。あまり強い色や書体を使わず、淡白かつモダンにまとめました。
装画と口絵にはwatabokuさんの作品をお借りしています。
目次や扉といった本文付き物のレイアウトも担当。カバーのレイアウトに採用した白枠を、本文デザインでも採用しました。