人の運命をデジタルに判断することは、許されるのか?
中国からもたらされたAI裁判官〈法神〉は、父殺しの18歳少年に死刑判決を下した。ヒトはどこまでAIを頼り、どこからAIを制御すべきなのか──。
法律と哲学の間に横たわる新しい命題を我々に問う、新時代のリーガルミステリー。
王道のリーガルミステリーにAIという新時代の要素が絡んでくる一冊。アナログとデジタルの両極端な要素を、いかに装幀に落とし込むべきかを検討。裁きを想起させるテミス像をデジタル感の強い背景と絡めることで、本書の内容を端的に表すことを目指しました。
本文フォーマットの設計や、扉など付き物のレイアウトも担当。
ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ