放課後の図書室に持ち込まれる謎に、二人の男子高校生が挑む。爽やかでほんのりビターな図書室ミステリ、ここに開幕。
単行本に続いて装幀を担当。文庫の版面に合わせてリデザインし、タイトルをより強くきかせる案が採用に。
あえて人の気配は排除し「本」「図書室」の気配がする写真に光をプラスすることで、叙情的かつクラシカル、どこか懐かしい印象もあるビジュアルに。緑をキーカラーとして、瑞々しさ漂う爽やかな装幀となりました。
本文付き物のレイアウトも担当。こちらも単行本のものを踏襲。「本」のイメージを生かした知的で上品なレイアウトです。