原発被害者への謝罪の姿勢を転換し、被害者攻撃に姿勢を変える東電。
国・東電の責任を認めない判決を出した最高裁。
これらの背景にある、司法エリートと国、東電の癒着関係を明らかにする一冊。
鉄条網越しの最高裁の写真を使用した装幀。
レイアウトは落ち着いたトーンでのまとめとなっていますが、
カバー・帯ともに赤を効果的に使用することで、
どこか威圧感がありショッキングな内容を予感させる装幀になったと思います。



koichi sakano,welle design 2012